鼻ピアスや軟骨ピアスを開けている人によく起るピアストラブルが、肉芽。
「気づいたら何かぷくっとできていた!」という人も多いと思います。
この肉芽は、ピアスをしている人なら誰にでも起こりうるピアストラブルなんです。
ピアスを外さずに肉芽を除去するには、初期の対処法が肝心!
そこで今回は、私の体験談も交えて「軟膏を使って肉芽を治療する方法」「市販のおすすめや塗り方」についてご紹介したいと思います!
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目次
ピアストラブルの肉芽とは?
肉芽の正式名称は肉芽腫(にくがしゅ)といいます。
鼻ピアスや軟骨ピアスをつけている人は特に肉芽ができやすいため、よく耳にする言葉だと思います。
私自身も、鼻ピアスと軟骨ピアスに肉芽ができてしまった経験があります。
肉芽ができると、ピアスホールにぷくっと小さなしこりができて、放っておくとだんだん大きくなってきます。
早く処置をしないと、手術で取り除かないといけないほど大きくなるケースも。
肉芽は、重いピアスをつけていたり、ピアスホールが曲がっている時などにできやすく、体がピアスを害のある異物と認識して、排除しようとして起きる現象です。
つまり、ピアスが体に負担をかけているという事。
ピアスをつけている人になら誰にでも起る可能性があるトラブルなんですよ。
体が異物(ピアス)を外に押し出そうとして起きる現象なので、初期症状であればピアスを外してしまえば治ることが多いです。
でも、せっかく開けたピアスはなるべく外したくないですよね。
肉芽は初期の状態であればピアス外さずにも、軟膏を使ったりして除去できるのでご心配なく!
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肉芽におすすめな市販の軟膏は?
肉芽ができてしまっても、初期段階で小さなうちは自分で処置できます。
肉芽の対処法として、抗生剤入りの軟膏がおすすめ。
病院に行かなくても、薬局などで買える市販の抗生剤もいくつかあります。
ただ、肉芽は軟膏を塗っただけでは治りにくいので、ホットーソクやクエン酸と一緒に使うと効果が上がりますよ。
私は、鼻ピアスにできた肉芽をクエン酸とドルマイシン軟膏で除去しました!
ドルマイシン軟膏は、肉芽以外にもピアスホールが化膿してしまった時などにもよく使います。
肉芽におすすめな軟膏1
肉芽の処置におすすめなのが、ドルマイシン軟膏です。
ネット上でも、肉芽などのピアストラブルにはドルマイシン軟膏で対処するという人が多いようです。
薬局などでも買える抗生剤入りの軟膏で、やけどなどの怪我の治療に使われます。
私もこれを使って肉芽を自分で除去しましたよ。
肉芽におすすめな軟膏2
オロナイン軟膏も、切り傷など怪我の殺菌に使われる軟膏です。
ホットソークやクエン酸で肉芽の処置をした後に、オロナイン軟膏を塗っておくと化膿を防ぐことができます。
この軟膏は、ピアスを入りにくい時に滑りをよくするためにも使えるとで、ひとつ持っていると便利ですよ。
市販の軟膏なら薬剤師に聞くのもおすすめ
肉芽の処置に使える抗生剤入りの軟膏は、薬局でも販売されています。
抗生剤入りの軟膏にはいくつか種類があるので、よくわからなかったら薬剤師さんに聞いてみるのもいいですよ。
ピアスを開けて肉芽ができた時の軟膏の塗り方は?
ピアスを開けたところに肉芽がでいてしまった場合は、抗生剤入りの軟膏で治療できます。
肉芽に対処するための軟膏の塗り方を説明しますね。
ピアスはつけたままで、綿棒を使って軟膏を肉芽に塗ります。
朝と夜の1日2回ほど軟膏を塗って、お風呂に入る時にはキレイに洗い流しましょう。
お風呂の後は水分を拭き取ってから軟膏を塗ります。
これを1、2週間ほど続けて様子をみて、あまり改善しないようだったらホットソークやクエン酸を試してみてくださいね。
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肉芽ができた時の私の体験談
私は、鼻ピアスと軟骨ピアス(ヘリックス)に肉芽ができてしまった事があります。
鼻ピアスに肉芽ができた時は、せっかく開けたピアスを外したくなかったので、ピアスをつけたままでも肉芽を除去できる方法を探しました。
そこで見つけたのがクエン酸治療。
クエン酸で治療を始めてから1週間ほどで鼻ピアスにできた肉芽はなくなりました。
クエン酸治療の詳しいやり方は後ほど紹介しますね。
軟骨ピアスにできた肉芽は結構大きくなっていたので、残念ですが少し痛みもあったので外すことに。
軟骨ピアスを外してからは、1ヶ月ほどで肉芽はキレイになくなりました。
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軟膏以外で肉芽ができた時の初期の対処法は?
軟膏でも肉芽が治らない場合には、他にもいくつか対処方があります。
肉芽ができてしまっても、初期の状態だったら自分で除去することが可能ですよ。
ホットソークと呼ばれる方法と、クエン酸を使う方法があります。
どちらも薬局などで簡単に手に入るものを使って、自宅で自分でできる対処法です。
この2つの対処法のやり方を詳しくご紹介したいと思います。
ホットソーク
ホットソークとは、天然塩とお湯を使う対処法です。
ホットソークを行う事で、細胞の代謝が良くなり治癒能力が活性化されます。
必要なものは天然塩とお湯だけなので、自宅で簡単にホットソークができます。
ピアスも外さなくても大丈夫です。
ホットソークの詳しいやり方はこちらの記事でご紹介していますので、参考にしてくださいね!
クエン酸
クエン酸で治療する方法も簡単で、ホットソークと同じやり方です。
コップ1杯の体温よりちょっと熱めの38度前後のお湯に、ティースプーン1杯分のクエン酸を入れてよく混ぜます。
それを綿棒やコットンを使って肉芽に浸します。
私はこのクエン酸を使う方法で鼻ピアスの肉芽を除去できましたよ!
1日に2回、1週間ほど続けていたらキレイに肉芽がなくなり、鼻ピアスを外さずにすみました。
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肉芽ができて病院にかかる目安や症状は?
初期の肉芽であれば、自分でも十分対処することができます。
ですが、大きなものだと手術が必要になる場合があるので注意が必要です。
肉芽がだんだん大きくなっていたり、肉芽が硬くなってきている場合は病院での診療受ける目安です。
ホットソークやクエン酸での治療を1週間ほど続けても効果がない場合や、肉芽がすでに2mm以上の大きさの場合は病院にかかることをおすすめします。
ピアスで肉芽ができたら初期の対処が大切
→軟骨ピアスに肉芽が!初期の治し方とおすすめの薬、放置しても大丈夫?
→ピアスホールがかゆい!開けたて、完成したホールの原因と対処法は?
→軟骨ピアスが安定する期間は?早く完成させるコツや痛みや腫れの対処法
ピアスを開けたところに肉芽ができてしまうのはよくあるピアストラブル。
初期であれば軟膏を塗ったり、ホットソークを行ったり自分で除去する事ができるので、早めの対処が大切です。
大きくなると切除する手術が必要な場合もあるので、心配な場合は病院を受診しましょう。
以上、「ピアスの肉芽の軟膏!市販のおすすめや塗り方、初期の対処法とは?」についてご紹介しました。
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