耳たぶにピアスを開けたら、次に開けたくなるのは軟骨ピアスですよね!
耳の軟骨部位の中でも、一番人気なのが 「ヘリックス」。
でも、ヘリックスは軟骨といっても骨にピアッシングすることになります。
「ヘリックスって痛くないの?」
「ヘリックスは自分で開けても大丈夫?」
と気になりませんか?
そこで今回は、ヘリックスの開け方や痛みの程度、開ける時の注意点をご紹介します。
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目次
ヘリックスとは?
ヘリックスとは、 耳の外側の山になっている部分を言い、軟骨なので触るとコリっとした感触がします。
耳の外側にピアスホールを開けるので、ファッションピアスをつけた時に目立って見えてお洒落ですよね。
片耳に複数のヘリックスを開けている人も多く、男女ともに人気の部位です。
ヘリックスを開けるときの痛みの程度は?
ヘリックスは、耳の外側の広範囲に渡っており、場所によって軟骨の厚みが異なります。
と言うことは、 場所によって痛みの強さが違うということ。
とはいえ、厚みがないところを狙っても、軟骨部位なのでヘリックスは耳たぶよりも痛みを感じる方が多いです。
開けた後の痛みはいつまで続く?
ヘリックスは、開けた時よりも開けた後の方が痛みます。
その理由は、ヘリックスの形が複雑で少しの振動でも痛みを感じてしまうからなんですね。
ヘリックスのピアスホールが安定するまでは、 3~6ヶ月かかることも。
ピアスホールが安定するまでは、ヘリックスの痛みは続くと心得ておくといいですね。
ヘリックスを開けた後の注意点
ヘリックスを開けた後は、少しの振動でも痛みを感じます。
できるだけピアスホールを刺激しないように、下記の際には十分に注意しましょう。
・服を着替える時
・お風呂で髪を洗う時
・髪を耳にかける時
・イヤホンをする時
・顔を寄せ合って写真を撮る時
他にも、思わず耳を触ってしまわないように気をつけなければなりません。
まずはピアスホールを安定させることが大切なので、むやみに触らないように十分に注意してくださいね。
ヘリックスの位置と角度の決め方は?
ヘリックスは位置や角度を決めるのが難しいですよね。
位置は好きなところを選びましょう。
この時、軟骨と耳たぶの境目にピアスホールを開けてしまうと、軟骨が割れて非常に強い痛みを感じます。
できれば、軟骨と耳たぶの境目は避けた方がいいですね。
角度は、 耳に垂直になるようにピアスホールを開けます。
斜めや歪んだ角度でホールを開けてしまうと、ピアスを付け替えた時に上手く付けられず、ピアスホールが塞ってしまう事も。
しっかり耳に垂直になるようにヘリックスを開けるようにしましょう。
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ヘリックスを開けるのに準備するものは?
ヘリックスを開けるために、まずは下記のものを準備してください。
・ニードル16G
・ファーストピアス16G
・フォーセプス
・消毒液
・軟膏又は消毒ジェル
・鏡
ヘリックスは 軟骨用のピアッサーでも開けることが可能ですが、ピアッサーだとピアスホールが安定するまで時間がかってしまいます。
肉を巻き込みながらピアスホールを開けるピアッサーに対して、ニードルは尖った先で綺麗にホールを開けるので傷の治りが早く、ヘリックスを開けるならニードルがおすすめ。
では、ヘリックスを開けるために必要な準備物について解説していきます。
ニードル16G
ニードルは14Gか 16Gのものを選びましょう。
ファッションピアスは20G/18Gのピアスがほとんどなので、もう一つ大きいサイズの16Gで開けるとトラブルが少なくおすすめ。
ヘリックスの部分が厚い方は14Gで開けてもいいでしょう。
ファーストピアス16G
ニードルでヘリックスを開けた後につけるファーストピアスを準備しましょう。
ヘリックスのファーストピアスは以下に着目して選ぶといいです
・金属アレルギー対応の素材・・・サージカルステンレス、純金、プラチナ
・引っ掛けにくいデザイン・・・ラブレットピアス、ストレートバーベル
・ファーストピアスのGサイズ・・・ニードルと同じGサイズ
ヘリックスのピアスホールが安定するまでの、 1~3ヶ月以上付けっ放しにしておけるファーストピアスを選ぶといいですね。
フォーセプス
フォーセプスとは、ピアッシングの時に施術部分を挟んで固定する道具です。
フォーセプスを使ってヘリックスの軟骨部分を固定することで、ニードルを真っ直ぐに通すことができます。
消毒液
消毒液は、ニードル・フォーセプス・ファーストピアスを消毒するために使います。
この3つは、使う前に必ず消毒用エタノールに 10~20分つけましょう。
ピアスホールを開ける時に雑菌が入らないようにするためです。
軟膏又は消毒ジェル
軟膏は、ニードルの先に塗って滑りを良くするために使います。
消毒ジェルでも問題ないですが、 抗生剤入りの軟膏がおすすめ。
ヘリックスを開けた後に、化膿や出血があっても軟膏が使えるので、一つ持っていたら今後も活躍するでしょう。
鏡
当然ですが、ピアッシングは鏡を見ながらしますよね。
洗面所の鏡でも問題ないですが、ヘリックスは耳の外側なので、耳の形によっては見辛い場合も。
そんなときは拡張鏡を使うと、しっかりとヘリックスの位置を確かめながらピアッシングすることができます。
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ヘリックスの開け方と手順は?
ヘリックスの開け方を解説していきます。
これから紹介する手順に沿って、ヘリックスを開けていきましょう。
手順①:器具やヘリックスを消毒する
手順②:フォーセプスでヘリックスを挟む
手順③:ニードルでピアッシングする
手順④:ファーストピアスを付ける
手順①:器具やヘリックスを消毒する
雑菌が入り込まないように、ヘリックスに触れる器具を全て消毒します。
準備した消毒用エタノールに、ニードル・フォーセプス・ファーストピアスを 10~20分つけ置きしてください。
準備ができたら、ヘリックスのピアッシングする箇所も消毒しましょう。
手順②:フォーセプスでヘリックスを挟む
ヘリックスのピアスホールを開けたい位置が真ん中にくるようにフォーセプスで固定します。
この時、位置が分かりづらいと感じたら、スキンペンでマークしてもOK。
スキンペンとは、手術などでも使われる肌に直接書いても大丈夫なペンです。
手順③:ニードルでピアッシングする
ニードルに軟膏を塗って滑りを良くしたら、フォーピアスで固定しているヘリックスにまっすぐ貫通させます。
この時、斜めに突き刺さないように気をつけてくださいね。
ニードルを突き刺すのは慣れていないと勇気がいりますが、息を吐きながら思い切って刺すと痛みを感じにくいですよ。
手順④:ファーストピアスを付ける
ニードルは筒状になっているので、ニードルのお尻に消毒したファーストピアスをセットします。
そのままニードルを貫通させると、自然にファーストピアスを付けることができますね。
ファーストピアスを付けることができれば、ヘリックスのピアッシングは完了です。
ピアスホールが完成するまでヘリックスを清潔に保ちましょう。
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セルフが不安なら病院やピアススタジオへ
ヘリックスは、耳たぶとは違って軟骨です。
柔らかいといっても骨なので、自分でピアッシングするのには多少の力が必要になってきます。
セルフで開けるのは不安なら、 病院や ピアススタジオで開けてもらうようにしましょう。
ヘリックスの相場は、3,000円〜8,000円と幅があるので、施術内容や料金を事前にチェックして、病院やピアススタジオを選ぶといいですね。
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ヘリックスの開け方のまとめ
→ヘリックスのファーストピアスの期間、おすすめの種類やシャフトの長さ
→軟骨ピアスに肉芽が!初期の治し方とおすすめの薬、放置しても大丈夫?
→ピアスの肉芽の軟膏!市販のおすすめや塗り方、初期の対処法とは?
最後に、今回ご紹介したヘリックスの開け方をまとめておきます。
・ニードル16G
・ファーストピアス16G
・フォーセプス
・消毒液
・軟膏又は消毒ジェル
・鏡
準備ができたら、以下の手順でヘリックスを開けましょう。
手順①:器具やヘリックスを消毒する
手順②:フォーセプスでヘリックスを挟む
手順③:ニードルでピアッシングする
手順④:ファーストピアスを付ける
以上、「ヘリックスの開け方や痛みの程度は?位置や角度の決め方と注意点は?」についてご紹介しました。
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