セルフでピアッシングをするとたまに起きるのが、ピアスホールが斜めになるというトラブル。

そうなった場合は、「ホールは斜めのままでも大丈夫なのか」「開け直した方がいいのか」迷いますよね。

せっかく開けたピアスホールなので、できればそのままにしておきたいところですが、斜めになったピアスホールには色々とデメリットが多いんです。

そこで今回は、「ピアスホールが斜めの場合のデメリット」「ピアスホールを開け直す時の注意点」についてご紹介していきますね。

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ピアスホールが斜めに開いても大丈夫?開け直すべき?

セルフピアッシングで、ホールが斜めに空いてしまった場合は、ズバリ開け直すことをおすすめします。

せっかく開けたピアスホールなのでそのままにしておきたい気持ちもわかりますが、斜めのホールにピアスをつけるにはデメリットが多く、様々なトラブルを引き起こしてしまいます。

ピアスホールが斜めの場合のデメリット
  • ホールに負担が大きく完成しにくい
  • ピアスを付け替える時に負担になる
  • ピアスの長さが足りなくなる
  • 横からの見映えが悪い

ピアスの穴が斜めで考えられるデメリットとしては、上記の4つなんですが、どの項目もできるだけ避けたいことばかりですよね。

次は、この4つのデメリットについて詳しくご紹介していきたいと思います。

斜めのホールは負担が大きく完成しにくい:デメリット①

斜めになっているホールにピアスをつけていると、ホールに大きな負担がかかります。

すると、なかなかホールが完成しません。

私の知り合いも、ピアッシングの際にファーストピアスが斜めに入ってしまい、3〜4ヶ月たっても安定しなかったそうです。

しかもホールが斜めの場合、ホール内の一点にだけ大きな負担がかかってしまい肉芽ができる可能性もあります。

肉芽は一度できるとなかなか治りませんし、見た目にもよくないので、できれば避けたいトラブルですね。

ピアスを付け替える時に負担になる:デメリット②

斜めに開いたホールにピアスを入れるのはとても難しいです。

真っ直ぐに開いていても、小さなホールにピアスを入れるのは慣れるまで時間がかかります。

ホールが斜めだった場合は、ピアスをホールの出口から貫通させるのが難しくて、ホール内を傷つけてしまいます。

ホール内に傷がつくと、細菌が侵入して化膿などのトラブルが起き、安定していたホールがまた振り出しに戻る可能性もありますよ。

ピアスの長さが足りなくなる:デメリット③

真っ直ぐなホールよりも、斜めのホールの方が、入り口から出口までの距離が長くなってしまうので、ピアスの長さが足りなくなってしまう可能性があります。

ファッション用のおしゃれなピアスは、ポスト(ピアスの軸の部分)が短いものが多いんです。

なので、せっかく買ってきた新しいピアスに交換しようとしても長さが足りない!なんて事にもなりかねません。

横からの見映えが悪い:デメリット④

ホールが斜めだと、当然ピアスも斜めにつきます。

すると正面からでもキャッチが見えてしまったり、横からの見栄えもよくありません。

小ぶりなピアスをつけた時には、特に斜めになっているのが目立ってしまいます。

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ピアスを開け直すときの注意点は?

斜めのピアスホールは、やはりトラブルが多いので開け直そうと決意したあなた。

ピアスを開け直す場合は、一旦ホールが完全に閉じるのを待ちましょう

ピアッシングをした直後でホールが安定する前なら、ピアスを外し続けると3ヶ月ほどでホールは自然に閉じていきます。

一方、完成した後のホールだと、さらに長くて1年以上かかる場合もあります。

ピアスホールが完全に塞がってから

「早くもう一度ピアスを開けたい!」と焦ってしまう気持ちもありますが、ホールが閉じきっていない耳たぶに再度ホールを開けても、キレイなホールを作ることはできません。

表面的には閉じたように見えるホールでも皮膚は再生途中で、まだ中にホールが残っている場合もあります。

ホールが見えなくなってから、2〜3ヶ月待ってからピアッシングしましょう。

最初の穴とは位置をずらして開ける

ピアスホールを閉じた後は、しこりが残る場合があります。

しこりの上にピアッシングしようとしても、正常な皮膚よりもしこりは硬いので上手く開けられず痛みを伴う可能性も。

再度ホールを開け直す場合は、前のホールとはズラした位置にピアッシングしましょう。

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失敗しない!斜めにならないピアスの開け方のコツ

次にピアスを開けるときには絶対に斜めに開けたくない!という方は、まっすぐにピアスを開けるコツを知っておくといいですね。

ホールが斜めにならないピアッシングのコツは、鏡を見ながら耳たぶに対して垂直にピアッサーを挟むこと。

耳は顔に対して斜めに付いているので、上記のような三面鏡などを使うとピアッサーが垂直になっているか確認しやすいです。

ピアッサーの位置を決めたら、躊躇せずに一気にピアッサーを押しましょう。

ピアスをまっすぐ開けるコツは至って簡単なんですが、一発勝負ですので慎重に行うといいですね。

ちなみに、この三面鏡はLEDライトと拡大鏡が付いた優れもの

ピアスを開ける時だけでなく、ピアスを付け替えるのが苦手の方にもおすすめですし、毎日のメイクでも使えるアイテムですよ。

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失敗を防ぐならピアスを病院で開けるのもおすすめ

もしセルフでピアッシングをしてまた失敗するのが心配な場合は、病院で開けてもらうのもおすすめです。

病院でピアスを開けるなら何科に行くの?

主に、耳鼻科や皮膚科、美容外科・形成外科でピアッシングしてもらえます。

おすすめは美容外科か形成外科。

耳鼻科や皮膚科だと先生がピアッシングに慣れていないという事もあります。

美容外科・形成外科だと、選べるファーストピアスの種類も多いですし、耳たぶ以外のピアッシングにも対応してくれます。

病院でピアスを開けるなら値段の相場は?

ピアスを開けるのは保険適用外なので、両耳で7000円〜1万円ほど。

病院によっては、ピアスを開ける料金+ファーストピアス代を払うところもあり、ファーストピアスの料金は素材やデザインによっても変わります。

値段の目安としては、

ピアッシング代7000円+ファーストピアス代2000円〜5000円

という感じですね。

病院によって値段も異なるため、事前に問い合わせすると安心ですよ。

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初心者におすすめのピアッサーをご紹介

それでは、初心者でも簡単にピアッシングできるオススメのピアッサーをいくつかご紹介しますね!

初心者におすすめのピアッサー1

このピアッサーは耳たぶを固定するスライダーがついています。

耳たぶを固定しないとピアッシングされないので、斜めになって失敗するリスクが減りますよ。

初心者におすすめのピアッサー2

耳たぶに垂直に当てて、軽く押すだけでピアッシングされるピアッサー。

強く押し込む必要がないので簡単に真っ直ぐにピアッシングできます。

こちらのピアッサーの口コミでは「簡単にピアスを開けられた」「痛みもほとんどなかった」と高評価でした。

軟骨ピアスの初心者におすすめのピアッサー3

素材は医療用ステンレスで、軟骨ピアスにも十分な太さと長さのファーストピアスがついています。

軟骨部分はピアスホールが完成するまでに時間がかかるため、絶対に失敗したくないですよね。

初めて軟骨にピアスを開けるなら簡単に開けられる軟骨専用のピアッサーがおすすめです。

ピアスホールが斜めなら開け直そう

ピアッスホールが斜めになってしまった場合は、トラブルを起きやすくデメリットが多いので、一旦ホールを閉じてもう一度開け直すのがベスト。

自分で真っ直ぐにピアッシングできるか不安な場合は、病院で開けてもらうという手もありますよ。

まっすぐにピアスを開けてトラブルの少ないピアスライフを楽しんでくださいね。

以上、「ピアスは斜めでも大丈夫?失敗した時の対処法と斜めにならない開け方」についてご紹介しました。

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