最近は、女性でも男性でもファッションとして気楽にピアスでのおしゃれを楽しみますよね。

でも、ピアスにはもともとファッションとしてではなく、ちゃんとした意味があるのを知っていますか?

ピアスはつける位置や、個数で意味合いが変わってきます。

巷では、ピアスは奇数ではなく偶数がいいという噂もありますよね。

そこで今回は「ピアスは偶数ではなく奇数がいい理由」や「男女の開ける位置の意味」をご紹介していきます。

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ピアスの起源は魔除けだった

ピアスの歴史はとても古く、インドやエジプトでは昔から使われてきました。

元々、邪悪なものから身を守るための「魔除け」としてピアスを身につけていたそうです。

昔の人は、人間が病気になるのは悪魔の仕業だと信じていて、体に開いている穴は魔物を入ってくる場所と考えていたのです。

なので、耳にキラキラとしたピアスをつけて、災いをもたらす悪魔を遠ざけようとしていました。

今でもその名残で、耳だけではなく鼻にピアスを開ける習慣がある国もありますよね。

まだ弱い赤ちゃんを魔物から守るために、生まれてすぐにピアスを開ける文化のある国もあります。

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ピアスは偶数がよくない理由は?

ピアスの数で運気が変わる」という噂もあります。

奇数と偶数はそれぞれどういった意味合いがあるのかご紹介していきますね。

割り切れる偶数は縁起が悪い

昔から日本では、2で割り切れる偶数は縁起が悪いと言われています。

「割れる」という言葉は、「別れる、分裂」するという言葉を連想させますよね。

日本の文化の中では、4(死)や6(無)というネガティブな意味を連想する偶数は、冠婚葬祭の際には避けられてきました。

ですが、これは日本独特の風習なので、海外では特に気にしません。

古来から日本では奇数が縁起がいい

日本では古来から奇数は縁起がいいとされています。

「七五三」や、結婚式のご祝義を奇数の金額であげるという習慣もありますよね。

奇数は縁起がいいと言われるのは、「なんとなく」ではなくちゃんとした理由があります。

それは、陰陽道に基づいていて奇数は縁起のいい陽の数字、偶数は縁起の悪い陰の数字とされています。

1は「創造性、成功」、3は「喜び、自由」、5は「幸運、変化」を表すと言われています。

ただ、どの数字がいい数字で、どの数字が悪い数字という明確な線引きはされていません。

誰でも自分のラッキーナンバーを持っているように、人それぞれ数字に対するイメージは違います。

なので、数字はあまり気にせず、自分が着けたいだけのピアスをつけるといいですね。

中世ヨーロッパではピアスの位置に意味があった

中世のヨーロッパでは、ピアスは片耳にだけつけるものだったようです。

片耳につけるピアスには、以下のような意味がありました。

  • 左耳のピアス:女性を守る男性的な意味
  • 右耳のピアス:男性に守られる女性的な意味

昔、男性は女性を守るために、利き腕である右腕をいつでもすぐに使えるようにして、女性を左側にして歩いていたと言われます。

つまり、男性にとって左側は相手を守る側。

そこから左耳につけるピアスは相手を守るという強い意志を持った男性的な意味を持つようになりました。

逆に女性は、「男性に守られる側」「優しさ」といった女性的な意味合いを込めて、右耳にピアスをする風習があったんですよ。

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ピアスを開ける位置の意味:男性編

男性が片耳にだけピアスをつける場合は左側が一般的なようですが、左右につけるピアスの数によって大きく意味合いが変わってきます。

それぞれの意味を詳しくご紹介しますね。

片耳にだけピアスをつける場合

男性が左耳にピアスを開ける場合は、「勇気」「強さ」といった男らしさをあらわします。

両耳にピアスをつける場合は特別な意味はありませんが、右耳にだけピアスをつける場合は、ゲイをアピールするという意味があるようです。

左にだけ偶数のピアスをつける場合

例えば、「左2右1」「左2右3」のように、左にだけ偶数のピアスをあける場合は、左耳のピアスと同じように、男らしさのアピールになります。

右にだけ偶数のピアスをつける場合

「左1右2」「左3右2」などのように、右にだけ偶数のピアスをつける場合は、ゲイをアピールする意味になるようです。

両耳に偶数、両耳に奇数のピアスをつける場合は特別な意味合いやジンクスは特にありません。

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ピアスを開ける位置の意味:女性編

女性は、ファッションとして両耳に1つずつピアスをしている人が多いですよね。

左右で違う数のピアスをつける場合は、それぞれ違った意味があるのでご紹介します。

片耳にだけピアスをつける場合

女性が右耳にだけピアスをつける場合は「優しさ」など、女性らしさを表します。

逆に左耳だけにピアスをつける場合はレズビアンという事をアピールする意味があるそうです。

左にだけ偶数のピアスをつける場合

「左2右1」「左2右3」のように、左にだけ偶数のピアスをあける場合は、左耳だけのピアスと同じようにレズビアンをアピールする意味になる事もあります。

右にだけ偶数のピアスをつける場合

女性が「左1右2」「左3右2」などのように、右にだけ偶数のピアスをつける場合は、「女性らしさ」のアピールになります。

女性が両耳に偶数、両耳に奇数のピアスをつける場合も、特別な意味合いやジンクスは特にありません。

ピアスを偶数でつけるとカッコ悪いの?

「ピアスを偶数で開けるとダサい」という声も聞きますが、個人の好みの問題なので、あまり考えすぎなくてもいいと思います。

ピアスを両耳に1つずつ、合計で2つ(偶数)付けている人が一般的なので、みんなと違ったおしゃれをしたいという人は、奇数でつけると他の人とかぶる確率は下がります。

例えば、右に1つ、左に2つなど。

ただ、おしゃれは自分の好みで楽しむものなので考えすぎなくてもいいでしょう。

おしゃれは誰にどう思われるか気にするよりも、自分が好きなものを好きなだけ身につけるといいですね!

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男女に人気なピアスをご紹介

男性に人気のピアス、女性に人気のピアスをそれぞれご紹介したいと思います。

女性に人気なピアス1

 

シンプルでスタンダードなフープピアスです。

チタンが使われているので、金属アレルギー対応。

フープの大きさも小中大と自分の好みにあったちょうどいいものを選べます。

とてもシンプルなデザインなので、他のピアスと一緒に重ね付けしてもいいですね。

女性に人気なピアス2

天然ダイヤと似ているキュービックジルコニアというお手軽にダイヤの輝きを楽しめるクリスタルが使われています。

シンプルに日常使いできる定番色からアクセント色までバリエーションが豊富です。

サイズも3mm〜7mmまで揃っています。

プチプラなので、全て揃えたくなっちゃいますね。

男性に人気なピアス3

 

おしゃれな男性にとても人気なブラックリングピアスです。

目立ちすぎず、さりげないおしゃれを楽しめます。

大きさも選ぶ事ができて、しかも1個ずつ購入できます。

素材もアレルギーの出にくいステンレスで、丈夫にできています。

男性に人気なピアス4

 

ブラックジルコニアがついているユニセックスのシンプルなピアスです。

小さくシンプルなデザインなので服装を選ばず、毎日使いにもってこい。

ユニセックスのピアスなので、彼女とお揃いで一個ずつつけてもいいですね。

ピアスは偶数がよくない理由のまとめ

もともと、偶数は割り切れる数で、「別れる」「割れる」などネガティブな意味の言葉を連想させるため、縁起の悪い数字とされる習慣がありました。

そのため、ピアスも偶数ではなく奇数が良いと言われるようです。

ただ現代では、魔除けなどの意味合いも薄れてきているので、あまり深く感がすぎずファッションの一部としてピアスを楽しむと良いですね。

以上、「ピアスは偶数ではなく奇数がいい理由は?男女の開ける位置の意味」についてご紹介しました。

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