「ピアスを開けると失明する」

「ピアスホールから出てくる白い糸を抜くと失明する」

という都市伝説を聞いた事はありませんか?

これからピアスを開けようと思っている方は、この噂が本当なのか真相が気になりますよね。

そこで今回は「ピアスを開けると失明するという噂の真相」や「ピアスホールから出てくる白い糸の正体」についてご紹介したいと思います!

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ピアスを開けても失明はしない!

「ピアスを開けると失明する」という都市伝説がありますが、結論からいうとこれは真っ赤な嘘です。

もしこれが本当なら、ピアスを開けている人なんていないはずですよね。

もともとは誰かが広めた噂話だと言われています。

なので、ピアスを開けても失明はしないので、安心してピアスでおしゃれを楽しんでくださいね。

ピアスを開けると失明すると噂される理由は?

「ピアスを開けると失明する」という噂が広まったのには、いくつか理由があるのでご紹介したいと思います。

耳には目のツボがあるから

人間の耳には、全身に繋がっているたくさんのツボがあります。

肩こりや頭痛がある時は、耳をマッサージすると治ると良いとも言いますよね。

目に繋がっている「眼(ガン)」と呼ばれるツボは、ちょうどピアスを開ける耳たぶの真ん中にあるので、この「ピアスを開けると失明する」という噂が広まった理由のひとつと思われます。

耳の中に顔面神経が通っているから

顔面の筋肉などをコントロールする顔面神経は、脳から耳の中を通って顔面に広がっています。

中耳炎などの手術をする時に、この顔面神経を傷つけてしまうと目が閉じなくなってしまうそうです。

この話が元となって、「ピアスで失明する」という噂になったという説もあります。

ですが、ピアスを開ける耳たぶや軟骨部分には顔面神経は通っていないので安心してくださいね。

子供のピアスに反対した親の作り話

子供のピアスに反対した親や教師たちが、生徒が校則違反のピアスを開けるのを止めさせるように考えた作り話が広まったとも言われています。

確かに「ピアスで失明する」と言われたら、ちょっとピアスを開けるのを躊躇してしまいますよね。

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ピアスホールの白い糸を引っ張ると失明するとの噂も!

「ピアスを開けると失明する」という噂だけではなく、「ピアスホールから出てくる白い糸を引っ張ると失明する」という噂もあります。

これは、「ピアスホールから視神経が出てきて、それを引っ張ると失明する」という内容です。

実際にピアスホールから白い糸状のものが出てくることもまれにありますが、「ピアスホールから出てくる白い糸を引っ張ると失明する」という噂も真っ赤な嘘なんです。

なぜなら、視力を司る視神経は耳には繋がっていないからです。

ピアスホールの白い糸の正体は?

ピアスホールから出てくる白い糸を引っ張っても失明することはありませんが、白い糸が出てくることは実際に起こる可能性があります。

ホールが完成するとホール内に新しい皮膚でき、この現象は「上皮化」と呼ばれているんですよ。

ホール内に新しい皮膚ができた後に、ピアスを入れたり外したりすると、その皮膚がこすれて筒状に剥がれ落ちることがあります。

この筒状に剥がれた皮膚はパッと見には白い糸のように見え、「ピアスの穴から白い糸が出てきた!」と驚く方が多いわけですね。

このピアスホールから出てくる白い糸の正体は剥がれ落ちた皮膚!

日焼けをした後に、皮膚がペロリと剥けることがありますよね。

それと同じ現象がピアスホール内で起こっていて、剥がれ落ちた皮膚が噂の白い糸のように見えるのです。

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ピアスの白い糸は引っ張っても大丈夫?

ピアスホールから白い糸が出てくるのは、よくあることなんですよ。

ネット上での実体験をいくつかご紹介したいと思います。

  • 久々にピアスを外したら白い糸のようなものが出てきた
  • ピアスを外したら白いものが付いていて、引っ張ったらゴムのようにのびた
  • きつめのピアスをつけていたらホールに白い糸のようなものが付いていた

ピアスをずっとつけぱなしにしていると、ホール内に古くなった皮膚が溜まり、それが剥がれ落ちる時に白い糸のようになります。

この「ピアスホールから出てくる白い糸を引っ張ると失明する」という噂が広まっているので、ピアスホールから白い糸のようなものが付いていたらびっくりしますよね。

でも白い糸の正体は「剥がれ落ちた皮膚」で、視神経ではないので引っ張っても大丈夫。

引っ張っても失明はしないので安心してくださいね。

白い糸が出てくるかは個人差がある

この白い糸が出てくるかどうかは、個人差があります。

ピアスを外した時に白い糸状の皮膚が剥がれ落ちて出てくる人もいるし、全く出ない人もいます。

きつめのピアスをつけていると、皮膚が擦れて剥がれやすくなるので、白い糸のようになって出てくるとの口コミがありました。

ピアスを外さずにずっとつけっぱなしにしていると、ピアスホール内に古い皮膚や皮脂がたまりやすくなります。

なので、ピアスやピアスホールを頻繁に掃除する人は、あまりこの白い糸が出てくることは無いようですよ。

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ピアスホールの掃除方法は?

ピアスホールは、何もお手入れしないでいると臭いの原因にもなりますし、剥がれ落ちた皮膚やシャンプーなどが溜まって不衛生になってしまいます。

ピアスホールフロスを使うと、ホール内まで綺麗に掃除できますよ。

ピアスホールフロスとは、ピアスホールに通せる細い糸。

使い方はとっても簡単で、これを付属のハーブウォーターに浸して、ピアスホールに通してお掃除するだけ。

ピアスホールフロスは、頻繁に使うとホールに負担がかかってしまうので、1ヶ月に2、3回ほどで十分です。

毎日のお手入れにはピアスホール洗浄専用の消毒ジェルを使うと良いですよ。

コットンや綿棒などに消毒ジェルをつけて、ホールの周りをキレイに拭き取ります。

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ピアス自体の掃除方法は?

ピアスホールを綺麗にするだけではなく、ピアス自体のお掃除も忘れてはいけません。

ピアスを石鹸で洗って、アルコールで拭いてキレイに保つようにしましょう。

アルコールがピアスに残っているとホールが荒れてしまう事もあるので、アルコールで拭いた後に一度水でさっと流して乾かすと良いですよ。

ティーツリーオイルというエッセンシャルオイルを使って、ピアスのお掃除をするのもおすすめ。

このティーツリーオイルには殺菌、消臭効果があり、香りもとてもよくてピアスの掃除をしながらリラックスできちゃいます。

コットンにティーツリーオイルを少量つけて、ピアスを拭くだけでお掃除完了です。

ピアスを開けると失明する噂は都市伝説だった

「ピアスを開けると失明する」というのは、元々は作り話の都市伝説です。

ピアスホールから白い糸が出てくる事もありますが、これは剥がれ落ちた皮膚なので、心配はいりませんよ。

安心してピアスを開けておしゃれを楽しんでくださいね。

以上、「ピアスを開けると失明するの?白い糸の正体や糸は引っ張ってもいい?」についてご紹介しました。

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