ファーストピアスとは、ピアスを開けてからホールが完成するまでつけているピアスのことです。
まだ皮膚ができていないデリケートなホールに長時間つけるピアスになるので、ファーストピアス選びはとても重要!
ですが、ファーストピアスにも色々な種類があって、どれを選んでいいのか迷ってしまいますよね。
いろいろな種類があるファーストピアスですが、ポストの長さや素材など、ファーストピアスの選び方には5つのポイントがあるんですよ。
今回はピアス初心者さんのために「正しいファーストピアスの選び方」をご紹介したいと思います。
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目次
ファーストピアスとは?
ファーストピアスとは、ピアッシングした後にホールが完成するまでずっとつけっぱなしにしておくピアスの事です。
普段おしゃれとしてつけるピアスとは違って、素材やホールの長さ、太さなど選び方に注意が必要です。
ファーストピアスの選び方を間違えると、腫れたり、化膿するなどトラブルを起こす原因になって、ホールの完成が遅れてしまいます。
私も、何度もファーストピアス選びで失敗して、せっかく開けたホールを閉じてしまった事もあります。
なので、ファーストピアス選びが 綺麗なピアスホールを作るポイント!
これから紹介するファーストピアス選びのポイントを押さえて、正しい種類のファーストピアスを選んでくださいね!
ファーストピアスはどこで買えるの?
ピアッサーを使用してピアスを開ける場合は、ピアッサーに付属しているファーストピアスをそのままつけ続けるのが一般的です。
ピアス初心者の方なら、ファーストピアスはピアッサーに付属しているものがベストですね。
でも「どうしてもデザインが好きじゃない」「ニードルで開けたいから別にファーストピアスを買う必要がある」という場合は、ネットショップで購入するのがオススメです。
アクセサリーショップでは、おしゃれなピアスはいっぱいあっても、ファーストピアスとして使える素材やデザインのものはあまり売っていないからです。
ネットショップのファーストピアスはデザインも豊富で、ポストの長さや素材もいろいろな種類の中から選ぶことができます。
ファーストピアスを探すなら、楽天市場やAmazonなどで探してみるといいですね。
また、ピアススタジオにもおしゃれなファーストピアスが売っている所もあります。
スタッフの方にどんな種類のファーストピアスを選んだらいいか聞いてみるといいですよ。
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ファーストピアスの種類と選び方のポイントは5つ
ファーストピアスは、素材やポストの長さなど選ぶ際に注意するポイントが5つあります。
- 素材
- 太さ
- 長さ
- 重さ
- デザイン
それでは、ファーストピアスの種類と選び方のポイントをひとつづつ詳しく説明していきます。
ファーストピアスの種類と選び方・素材
ファーストピアスの選び方で1つ目に注意したいのが 素材。
ファーストピアスには避けるべき素材と、ファーストピアスに適している素材があります。
ピアスを開けたばかりで、まだホールが傷の状態のデリケートな期間につけているファーストピアスなので、素材選びはとても重要です。
金属アレルギーになりにくく、丈夫な素材でできているファーストピアスを選ぶ必要があります。
金属アレルギーになりにくいファーストピアスの素材の種類として、以下の5つが代表的です。
- チタン
- 医療用ステンレス
- シルバー
- プラチナ
- 金
私は両耳に3つずつ(合計6つ)ピアスを開けていますが、アレルギー体質、しかも超敏感肌なのでファーストピアス選びにはいつも慎重にしています。
そんな私がいつもファーストピアスとして選ぶ素材は医療用ステンレスかチタンです。
この2つの素材のファーストピアスを使っていて、まだ金属アレルギーになった事がないのでとてもオススメですよ!
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ファーストピアスに樹脂ピアスがNGな理由
ファーストピアスとして、透明で目立ちにくい樹脂ピアスを選びたいとう方もいるかもしれません。
でも、ファーストピアスに樹脂ピアスはNGです!
樹脂はやわらかく、簡単に傷がついてしまうデリケートな素材。
樹脂製のピアスを使い続けているうち細かい傷がつき、そこに細菌が侵入し不衛生な状態になります。
その不衛生な樹脂ピアスをつけていると、開けたばかりでまだ完成していないピアスホール内に細菌が入ってしまいます。
化膿するなどトラブルの原因になり、せっかく開けたホールの完成が遅れてしまいます。
その他にも、樹脂製ピアスは皮膚に癒着しやすいというデメリットもあります。
このような理由から、樹脂製のピアスはファーストピアス選びの際には避けるべき素材なのです!
- 傷がつきやすい素材
- 細菌が侵入しやすい
- 皮膚に癒着しやすい
私も学生の時に、アルバイト先でピアスがバレないように透明の樹脂ピアスをファーストピアスとして選んでしまい、せっかく開けたピアスホールが化膿してしまうという経験があります。
結局そのピアスホールは閉じなくてはいけなくなってしまい、とても残念でした。
なので、ファーストピアスに樹脂ピアスはオススメしません!
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ファーストピアスの種類と選び方・太さ
ピアスのポスト部分の太さにもいろいろな種類があり、ゲージ(G)という単位で表されます。
- 14G=1.6mm
- 16G=1.2mm
- 18G=1.0mm
- 20G=0.8mm
ゲージの数字が小さくなるほど太いポストのピアスという事になります。
ファッション用のピアスは、18G〜20Gのものが主流。
ファーストピアスとしてオススメの太さは16Gか18Gです。
市販のピアッサーも16Gか18Gのものが多いんですよ。
19Gというちょっと細めのファーストピアスが付属されているピアッサーもありますが、あまりオススメはしません。
あまり細いものを選んでしまうと、ファーストピアスを卒業してセカンドピアスをつける際に、ホールが狭くてピアスが入らない!というトラブルになってしまいます。
狭いホールに無理やりピアスを押し込むと、まだデリケートなホールに傷がついて腫れたり、化膿してしまう事も。
ファーストピアスは普通のピアスよりもポストが太いものを選ぶと安定しやすいとも言われています。
なので、ファーストピアスとしてオススメなのは、18Gか16Gの太さのものと覚えておきましょう。
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ファーストピアスの種類と選び方・長さ
ファーストピアスを選ぶ際に、素材選び同様にとても重要なのがファーストピアスの長さです。
ファーストピアスとして適切な長さは、8mm以上です。
ファーストピアスは、ピアスとキャッチに耳たぶが締め付けられず、余裕がある長さのものを選びましょう。
キャッチと耳たぶの間に1mmほど隙間ができるのが目安です。
ピアスの軸が短いとピアスとキャッチの間で耳たぶが締め付けられてしまい、血流が悪くなって、ホールの完成が遅れてしまいます。
さらに、洗浄する際にうまく洗う事ができず、細菌が溜まってしまう事にもなりかねません。
軸の短いファーストピアスを選ぶと、トラブルの原因になってしまうので要注意です。
私は、ファーストピアスに軸が6mmしかないものを使ってしまった事があり、ピアッシング後しばらくしても痛みが取れませんでした。
軸が8mmの長さの余裕のあるものに変えたら、すぐに痛みはなくなりましたよ。
なので、ファーストピアスを選ぶ時は、軸が8mm以上あるものを選ぶようにしましょう!
ピアスを開ける場所の厚さを測る方法
日本人の耳たぶの厚さの平均は約6mmと言われていますが、より自分にあったファーストピアスを選ぶために、耳たぶの厚さを測ってみましょう。
測り方はとても簡単です。
- ハサミ
- 紙
- 定規
紙は四方5cmほどで、画用紙ほどのちょっと厚みのある小さなものが使いやすいです。
その紙を、耳たぶの幅に合わせて凹のような形に切りとります。
手で支えなくても、耳たぶにしっかりひっかかているようなら大丈夫です。
耳たぶから簡単に落ちてしまうようだと、溝を切りすぎているのでやり直しましょう。
その紙の溝を測れば、耳たぶの厚さがわかります。
上の画像のような、ノギス(厚みを測る工具)という道具を使うと、より正確に測る事ができます。
最近では100円ショップやオンラインショッピングなどでも販売されています。
ファーストピアスの種類と選び方・重さ
ファーストピアスとして選ぶべきデザインや素材のものに、 重さを心配するようなピアスはあまりありません。
過度の装飾がされている重めのピアスをファーストピアスとしてつけると、まだ完成していないデリケートなピアスホールに負担をかけてしまいます。
またホールが伸びてしまう可能性もありますし、何より痛くてつけていられません。
ファーストピアスの重さの目安としては、3g以下のものを選ぶと良いでしょう。
ファーストピアスの種類と選び方・デザイン
ピアスには様々なデザインのものがあります。
- スタッドピアス
- フックピアス
- チェーンピアス
- リングピアス
ファーストピアスとして選ぶべきタイプのものは、スタッドピアスです。
スタッドピアスとは、ピアスポストが真っ直ぐになっていて、キャッチなどの留め具で固定するピアスのことです。
ピアッサーに付属されているようなものをスタッドピアスと呼びます。
スタッドピアスは、ピアッシングしたばかりのホールへの負担が一番少ないです。
それ以外のフックピアスやチェーンピアスは固定することができず、ホールの中で常にスライドしてしまい、傷をつけて化膿させてしまします。
なので、スタッドピアス以外はファーストピアスとしては絶対オススメしません!
リングピアスもファーストピアスとして使われる事が稀にあります。
私がリングピアスをファーストピスとして使った時は、何度も化膿したし、全くホールが完成しなかったので、個人的にはスタッドピアス以外はオススメしません。
スタッドピアスも、ホールが完成するまでの長時間つけている事になるので、実用的なシンプルなデザインのものを選ぶようにしましょう。
爪留めの石がついているものは、髪の毛に引っかかってしまったり、寝ている時に邪魔になります。
角がなく丸みがあって、なるべくフラットなデザインのものをファーストピアスとして選ぶといいでしょう。
ファーストピアスのおすすめをご紹介
それでは、上の5つのポイントをカバーしている、オススメのファーストピアスをいくつかご紹介します!
ファーストピアスのおすすめ1
素材は医療用ステンレスで、金属アレルギーも起きにくく、デザインも邪魔になりにくいシンプルなものです。
ポストの長さも10mmと、十分にあります。
ファーストピアスのおすすめ2
18Gで、素材は医療用ステンレスです。
1個ずつ変えるので左右で違うファーストピアスを楽しみたいという方にもオススメです。
ファーストピアスのおすすめ3
デザインがとてもおしゃれで、しかもポストの長さやゲージも自分の好みのものを選べます!
18Gでポストが10mmのものはファーストピアスにぴったりです。
軟骨用ファーストピアスのおすすめ4
とてもシンプルなデザインで長くつけていても飽きません。
こちらもカスタムサイズできて自分の耳たぶにあったものを選べます。
ファーストピアスの種類と選び方を知って開けよう
→ファーストピアスを隠す方法!目立たない隠し方やバイトでバレない対策
→ファーストピアスを外した後のケア方法!血や膿の対処法と注意点は?
→セカンドピアスに透明ピアスは大丈夫?目立たないおすすめの素材は?
ここまでファーストピアスの種類や選び方をご紹介してきました。
最後にファーストピアス選びには5つのポイントを復習しておきましょう。
- 素材: 医療用ステンレス 又は チタン
- 太さ: 16G 又は 18G
- 長さ: ポストが8mm以上
- 重さ: 3g以下
- デザイン: シンプルなスタッドピアス
この5つのポイントをしっかり押さえて、自分にあったファーストピアスを選んでみてくださいね。
正しい種類のファーストピアスを選ぶとホールも早く安定しますよ。
以上、「ファーストピアスの種類と選び方!素材のおすすめやポストの太さは?」について紹介しました。
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